Interactive Space

触れる・聴く・観る。
スクリーンの中だけで完結させず、植物・傘・鏡・壁——空間にあるモノそのものをセンサーにして、来場者の一つひとつの所作に、音・振動・映像で応える。

our approach

日常の所作が、そのまま体験のトリガーになる。

画面をタップさせるのではなく、「植物に触れる」「傘をさす」「壁に手をかざす」といった、誰もが自然にしてしまう動作を入口にします。

センサー(静電タッチ・圧力・マイク・カメラ)で所作を読み取り、ESP32やTouchDesignerを通じて、音・振動・映像・香りをリアルタイムに連動させる。ハードとソフトの両方を一貫して設計できるのが、私たちの強みです。

Interaction palette

Touch / 触覚Haptics / 振動Sound / 聴覚Projection / 映像Scent / 香りESP32TouchDesignerSensor

real or digital

どちらでできているかは、気にさせない。

植物に触れると、音が返る。来場者が持ち帰るのは、葉の感触と返ってきた音だけ。どこまでが実物で、どこからがデジタルだったかは、記憶には、残っていない。そこまでが、私たちの設計です。

分かれ目は、手で触れるものか、刻々と変わるものか。手触り・実寸・その場の空気。現実でしか出せないものは、建てる。光・音・天気・人ごとの反応。動きつづけるものは、デジタルが引き受ける。

リアルな空間を20年、2020年からの6年はデジタルとインタラクティブをつくってきました。このページの事例は、すべてその6年のものです。どちらかに寄せる理由がありません。

予算は、削るのではなく、効くところへ置き直す。正しく振り分けると、会期の終わりに捨てるものが減ります。狙いではなく、結果として。

How we decide

  • 会期の長さ・搬入・撤去・そのあとの再利用——まず、ここを見ます。
  • 同じ企画を、実物とデジタルの二通りで見積もります。
  • 配分を決めるのは、図面の前が理想。あとからでも、置き直せます。

植物に触れると、音が鳴る

苔にそっと手を置くと音が生まれ、センサーが手の動きを読み取って背後の映像もゆらいで変化する。植物そのものがインターフェースになる。

D’ORSAY / Plant

傘に触れると、雨音と振動が返る

宙に浮かぶ傘。その芯に触れると雨の音が鳴り出し、同時に振動が手のひらに伝わる。聴覚だけでなく触覚まで含めて「雨」を届ける。

D’ORSAY / Umbrella

雨粒越しの、ARミラー

鏡の前に立つと、雨粒の向こうに映る自分。その一瞬をそのまま撮影して持ち帰れる、AR技術を使ったミラー演出。

D’ORSAY / AR Mirror

Other works

  • THE SPHERE — ECCO Leather × ALLOPOLYPLOID
    会場の音にリアルタイムで光が反応する、サウンドリアクティブな照明オブジェ。
  • 息で鳴る風鈴
    「ふぅ」というひと息をマイクが検知し、ファンが本物の風を起こして江戸風鈴を鳴らす。
  • URUH / Digital Interactive
    水に触れると音と映像が生まれる、空間インスタレーション。